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2019年03月04日 エアライン豆知識

旅行前・旅行中に生理になってしまったら…?不快を軽減するための方法をご紹介

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ずっと楽しみにしていた旅行、いよいよ出発!と思ったら生理になってしまった…旅行中に生理になってしまった…という経験はないでしょうか。生理と被らないようにしたいところですが、旅行はあらかじめ日にちを決めて計画を立て当日を迎えることがほとんどで、生理周期と被らないことを意識して予約をする人はあまりいませんよね。旅行の前、もしくは旅行の最中に生理になってしまっても楽しく過ごす方法をご紹介します。

 

生理になると訪れる体調の変化

生理になると、体調も優れなくなります。女性のほとんどが、生理中に何かしらの体調の変化を感じたことがあるのではないでしょうか。

・下腹部痛
・眠気
・だるさ
・頭痛
・膨満感
・むくみ
・イライラ
・気分の落ち込み

など、生理になると感じる体調の変化はたくさんあります。すべての人がすべての症状を感じるわけではないものの、どの症状も旅行を邪魔する不快な症状です。生理による体調不良は、いつも同じとは限りません。前の生理ではあまり症状を感じなかったけれど今回の生理ではかなり下腹部痛が強い…など症状は変化します。

 

生理前に起こる不調にも要注意

生理が来る前に旅行に行けるスケジュールを組んでも、気を抜けないのがPMSです。月経前症候群といい、生理になる3日前~10日前に女性特有の不快な症状が現れます。症状の原因は、排卵後に増加するプロゲステロンです。妊娠を助けるホルモンで、排卵してから子宮内膜を柔らかくする・体内の水分や栄養をため込むといった働きがあります。女性の体は生理前から変化していくため、生理前の段階でPMS(月経前症候群)を発症します。

人によって程度は違い、PMSがほとんどないという人もいれば病院に行って治療しなければならないほど強い症状に悩まされる人もいます。

生理の周期と旅行の日程がかぶっていないから…と安心はできません。PMSによって、生理前でも体のだるさや眠気、気分の落ち込みや腹痛などが症状として現れます。

 

旅行中の生理で面倒に感じることとは?

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体の不調だけでなく、不便・面倒だなと感じることもたくさんあります。

 

トイレの場所を把握しておかなくてはならない

生理用品の種類にもよりますが、交換するときはトイレに行かなくてはなりません。トイレに行きたいと思うより先に、生理用品を交換しなくてはならないという気持ちでトイレに行く回数も増えます。出先だとトイレが近くにない場合もありますよね。すぐにトイレへ行けるように、あらかじめどこにあるか把握しておく必要があります。

 

経血漏れがないかこまめにチェック

やはり気になってしまう経血漏れ。よく動く旅行中は特に気になってしまいます。経血漏れして洋服についていないか…など不安を抱えながら行動しなくてはなりません。また漏れていないかこまめなチェックも欠かせませんね。

 

荷物が多くなってしまう

生理用品やもしものための替えの服、下着など…生理になると荷物が多くなってしまいます。旅行中はただでさえ荷物が多いので、生理になって持っていかなくてはならない荷物が増えるのは憂鬱ですね。

 

アクティブに過ごせなくなる

経血漏れが気になる、体調が優れないなどの理由からアクティブに過ごせなくなります。体調が優れない中「せっかくの旅行だから…」と無理してしまうと、より症状が悪化することもあるため、気を付けなくてはなりません。

 

旅行の日程と生理をずらす方法

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旅行と生理がかぶってしまいそう、というときは事前に生理周期をずらす方法も検討してみましょう。ピルを飲むだけでできる、「月経移動」という方法です。生理を早めることもできますし、反対に生理を遅らせることもできます。

ピルを飲むタイミング

生理を早める 早めたい生理周期の1つ前の生理が終わってから、2日~3日以内
生理を遅らせる 遅らせたい生理の7日~10日前

月経移動は成功する確率が高いものの確実ではない点と、吐き気・頭痛・むくみなどの副作用が発生する可能性がある点はあらかじめ知っておきましょう。旅行の日程と生理周期がかぶってしまう、ということがわかっている場合は月経移動を検討してみてください。

 

生理中の旅行を楽しむためには?

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生理中でも、せっかくの旅行をとことん楽しみたいですよね。生理の辛さを完全になくすことはできませんが、しっかりと準備して旅行を楽しみましょう。

ゆったりとした服装を心がける

生理中はちょっとしたことで体調不良が悪化してしまいます。特に気を付けてほしいのが、身体の締め付けです。体が冷えると生理痛もひどくなりやすいですし、吐き気や頭痛も招いてしまいます。できるだけゆったりとした服装を心がけ、体を締め付けるスキニーパンツなどは避けるようにしましょう。

自分に合った生理用品を準備する

【1】ナプキン

最も一般的な生理用品で、使用している人も多いのではないでしょうか。旅行中のナプキンの選び方として、ポイントとなるのは「吸収力の高さ」「肌触りの良さ」「コンパクトさ」の3つです。旅行中はアクティブに過ごすことが多いため、吸収力が高くないと経血漏れが気になってしまいます。また、すぐに行けるトイレがないことも多く、長時間交換できなくてもちゃんと吸収してくれるナプキンがおすすめです。

ナプキンはこまめに交換することを基本としていますが、長時間交換できない場合にかぶれが起きないよう、肌触りが良いものを選ぶようにしましょう。持ち運びしやすいコンパクトさも兼ね備えたナプキンであれば、身軽に過ごしたい旅行中でも荷物がかさばらず行動もしやすくなります。

【2】タンポン

綿やレーヨンなどが固められており、膣内に挿入して経血を吸収してくれる生理用品です。経血の漏れを心配することもなく、経血が排出される際に感じる不快も抑えられます。正しく挿入できるように練習は必要ですが、慣れるとナプキンよりも快適です。

使用できる時間はおよそ8時間ほどです。量が多い日はもう少し短い間隔で交換しなくてはなりませんが、温泉やプールなども入れるため、旅行の際のアクティビティも我慢せず楽しめます。

【3】生理カップ

月経カップともいいますが、最近注目され始めている生理用品です。生理カップは、素材が天然ゴムもしくは医療用シリコーンで作られたピンポン玉程度の鈴型をしたカップです。膣内に入れておくと、カップに経血がたまるようになっています。洗って繰り返し使うことができるので、環境にもお財布にもやさしいのが嬉しいですね。使用時間は最大12時間と、1日の活動時間のほとんどを生理カップ1つで賄うことができます。量が多い日は12時間未満で付け直しが必要になるものの、ナプキンやタンポンよりはかなり使用時間が長いのが特徴です。

旅行中は頻繁にトイレに行くことができなくても、生理カップなら安心です。またかぶれや蒸れとも無縁で快適に過ごせます。生理カップにすることで荷物の量も減らせるので、旅行にはぴったりの生理用品です。

【4】鎮痛剤を持参する

生理中は腰や下腹部の痛みを感じる人が多いです。痛みに耐えながら旅行するのはつらいですよね。鎮痛剤を飲むと、痛みが和らいで旅行も楽しめるようになります。あまり薬に頼りたくない…という人もいるかもしれませんが、旅行中は無理せず頼れるものには頼って、快適に過ごしましょう。

 

まとめ

せっかくの旅行に生理がかぶってしまうのは避けたいものの、どうしても避けられなかったというときは、生理中でも快適に過ごす方法を考えてみましょう。体調のケアはもちろん、荷物をかさばらないようにする・少しでも生理を気にせずに過ごせるように対策を立てるなど…できることはたくさんあります。生理になってしまったからといって落ち込まず、しっかりと対策をして旅行を楽しんでくださいね。

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