「空弁」とは、空港内で販売されているお弁当のこと。ご当地の食材や名産品などを取り入れたものが人気で、機内で食べてよし! 搭乗前のロビーで頬張ってよし! お土産として購入しても楽しめる、空港内の魅力のグルメなのです。今回は大阪の伊丹空港の空弁をピックアップします!
空弁の火付け役ともいわれる「焼さば鮨1080円」が何といってもおすすめ! 脂ののったノルウェー産のサバを表面が黄金色になるまでこんがり焼き、大葉やしょうがとともに押寿司に。とろけるようなサバの旨みに加えて、さっぱりとした後味が格別です。
小腹がすいたときやちょっと何か摘まみたいときに最適なのが「たこむすびめし520円」。お手頃な価格に加え、たこめしが3個のライトなボリューム感が人気。ところが、お味のほうはという本格派! 竹笹に包まれた懐かしさ感じるフォルムに加え、ダシとタコの風味がしっかり染み込んだ炊き込みご飯のおむすびには、タコがゴロゴロ。ごはんのアクセントに調度よいイカナゴのくぎ煮なども添えられ、絶妙なバランスを誇っています。
和歌山県と三重県にまたがる熊野、奈良県の吉野などに伝わる郷土料理“めはり寿司”を踏襲した空弁が「紀州めはり寿し524円」。塩漬けした高菜の葉で、丸い形状のおにぎりを包んだ素朴さあふれる一品。紀州特産の梅を使った練り梅と高菜の具材が入っています!