航空券はおおよそ2ヶ月前から予約が可能というのが一般的ですが、では2ヶ月前ならいつでも購入できるのでしょうか?実は航空路線には夏ダイヤと冬ダイヤがあり、その切り替えの約2ヶ月前が一般予約開始日となります。航空券はいつから予約が可能なのか、そして新ダイヤ発表時に行われるセールについてもまとめてみました。
航空券の一般的な予約開始日は以下のとおりです。
JAL・ANAでは原則、<2か月前の同日AM9:30>となっています。ただしこれは原則で、75日前に予約することで割引になる制度があったり、他の航空会社ではより早い時期から予約開始をしていることもあります。
原則、JALでは<搭乗の330日前AM10:00>・ANAでは<335日前AM9:00>となっています。ただし利用者の少ない路線はそれ以降になったり、LCCに関しては6か月前からとなっていたり、予約開始時期は路線や航空会社によって異なります。
航空機のダイヤは1年に2回、一斉に切り替えが行われます。年によって異なりますが、例年3月末と10月末が切り替えのタイミングです。
このダイヤの切り替えのおおよそ2ヶ月前から航空券の予約が可能になります。例えば、2019年の夏ダイヤは2019年3月31日〜10月26日まで。多くの航空会社では1月末に2019年夏ダイヤ期間中に運行される航空便の一般予約をスタートさせます。一般予約開始日時は航空会社によって微妙に異なり、2019年は1月29日〜31日でした。
ゴールデンウィークや夏休み期間内の発着便など、狙っているチケットがあるのなら、事前に各社のホームページで予約開始日時を調べておくことをおすすめします。
多くの人がPCの前で待ち構えており、人気のチケットはどんどん売れていってしまうそうです。
夏ダイヤと冬ダイヤの新ダイヤが発表され、一般予約が開始になるタイミングで、各航空会社が一斉に航空券の期間限定セールを行います。
大々的なセールで、通常料金に比べて破格といっていいほどのお買い得価格で航空券を手にいれることができますから、飛行機を計画的に利用して、旅行や趣味を楽しみたいという人は、ぜひこのことを覚えておいてください。多くの旅行ファンが、このセールを楽しみにしているそうですよ。
2019年のジェットスターの「スーパースターセール」の販売期間は2019年1月24日12時〜28日の18時まででした。対象となる搭乗区間は成田、関西、中部から全国の主要空港を結ぶ国内線22路線。座席数や曜日は限定されていますが、
エコノミークラスで
・成田空港〜新千歳空港間が最安値で片道4,390円
・成田空港〜関西空港間が最安値で片道3,890円
でした。通常のLCCの価格、そして一般航空会社の早期予約割引の最安値と比べて半額ほどですから、かなりお買い得なセールであることがわかりますね。
注意していただきたいのが期間で、対象搭乗区間は2018年4月9日〜10月24日までの間となっていますが、4月25日〜5月7日のゴールデンウィーク、7月11日〜8月26日の夏休み、9月12日〜25日のシルバーウィークなど、旅行に人気の期間はセール対象外となります。
航空会社では、夏・冬ダイヤの切り替え以外にも、様々なセールを行っています。特にLCCではハロウィーンやブラックフライデー、クリスマスなど、イベントと連動させた期間限定セールを実施しています。
JAL、ANAといった大手のFSC(フルサービスキャリア:一般航空会社)でも、春休みや卒業旅行に合わせた応援セールや、夏休み向けツアーのタイムセールが行われていますので、上手に利用して旅を楽しんでくださいね。
航空会社では年に2回、おおよそ3月末と10月末のタイミングでダイヤの切り替えが行われ、そのおおよそ2ヶ月前に次の期間の予約が可能になります。夏ダイヤの期間に運行される航空便なら1月末から、冬ダイヤなら8月末からです。
セールを利用しなくても、人気のある便はすぐに予約が埋まってしまいますので、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始などの人気期間に航空機のチケットを確保したい人、或いは上手に飛行機を利用して旅行や趣味を楽しみたい人は、この切り替え時期のことを覚えておきましょう。