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2019年03月08日 エアライン豆知識

空港ラウンジとは?利用方法や設備・サービスについて

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「空港ラウンジ」がどんな場所か知っていますか?空港によってはないこともありますが、多くの空港で用意されている施設です。「まだ空港ラウンジを使ったことがない!」そんな方に向けて、ラウンジの使用方法・誰が使用できるのか・設備・サービスなどについてご紹介します。ぜひ空港を利用する前にチェックしておいてくださいね。

 

空港ラウンジとは

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空港ラウンジとは、出発を待つ乗客の待合室です。出発を待つ乗客が利用する待機場所のようなものは一般エリアにもありますが、空港ラウンジは入室に制限があることがほとんど。その中でも以下の2つのパターンのラウンジがあることを覚えておきましょう。

・航空会社運営のラウンジ
・カード会社運営のラウンジ

この2つの違いについても、このあとご紹介していきます。

 

空港ラウンジではどんなことができる?

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空港の特別待合室ともいえる空港ラウンジでは、どんなことができるのでしょうか。代表的なサービスをご紹介します。

  • ドリンク、アルコールの提供
  • 軽食・食事の提供
  • 雑誌・新聞等の閲覧
  • シャワールーム
  • マッサージチェア
  • FAX、コピー
  • Wi-Fi、電源

ただ空港ラウンジにもさまざまな種類がありますので、どこでもすべてのサービスが受けられるとは限りません。また、これらのサービスは基本的に無料ですが、空港によっては有料の場合もあります。

また、具体的なサービスとは違いますが、「寛げる空間」という演出がなされているところは大きなポイントです。ゆったり座れるソファーだったり、空間的な演出だったり、窓から見える景色だったり・・・。出発前後にゆっくり寛ぐことのできる場所です。

 

2種類の空港ラウンジ

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先ほども少し触れましたが、空港ラウンジは「どこが運営しているか」という観点から大きく2種類に分けることができます。

エアラインラウンジ(航空会社が運営)

1つ目は、航空会社が運営している航空ラウンジです。「エアラインラウンジ」とも呼ばれています。エアラインラウンジは、原則としてファーストクラスやビジネスクラスの利用客、上級会員向けの空港ラウンジです。

エアラインラウンジは、上記で挙げた「空港ラウンジでできること」が無料になります。つまり、フリードリンクで食事も無料。そのため、機内食ではなくエアラインラウンジで腹ごしらえをしてフライト、という方も結構いらっしゃるようです。

場所はセキュリティチェックを受けた後、搭乗口からすぐ近くのところにあります。

ただ、エアラインラウンジはすべての空港にあるわけではありません。逆に、規模の大きな空港には同一航空会社のラウンジが複数ある場合もあります。

 

カードラウンジ(クレジットカードカード会社が運営)

2つ目は、クレジットカード会社が運営している空港ラウンジです。「カードラウンジ」などと言われていますね。運営と言っても、特定のカード会社が単独で運営しているというわけではなく、いくつかのカード会社が共同で運営しているというところが特徴です。

場所は保安検査場の外側など「こんなところにあるの?」なんて驚いてしまうような場所にあることも少なくありません。

カードラウンジはゴールドカード以上(プラチナ・ブラック)の保有者向けのサービスということにはなっていますが、ゴールドカード以上の保有者でなくても利用する方法があります。以下にてその方法をご紹介します。

【ダイナースクラブカード】

ダイナースクラブが発行するクレジットカードの保有者本人は、国内・海外のカードラウンジを無料で利用することができます(同伴者は有料)。

【プライオリティ・パス】

プライオリティ・パスの会員になると、全世界で1200か所以上のカードラウンジが利用できます。場所によってはエアラインラウンジも利用できることもあります。

プライオリティ・パスの会員になるには、年会費を支払って会員になるか、プライオリティ・パスの会員が付帯しているクレジットカードを取得するかどちらかです。

【ラウンジ・キー】

ラウンジ・キーとは、クレジットカードに付帯するサービスで、その意味ではプライオリティ・パスに似ています。全世界で1000か所以上のカードラウンジを利用することができ、クレジットカードそのものが会員証になります。

ラウンジ・キーは、クレジットカードに付帯するサービスですので、ラウンジ・キー付帯のクレジットカードを取得することで利用できます。

また、規定の料金を払えばカードを保有していなくても入室できる場合もあります。入室前に入口で条件を確認しておきましょう。

 

空港ラウンジ利用資格の取得方法

エアラインラウンジとカードラウンジの違い、それぞれの利用資格についてお話してきました。次は、その利用資格の取得方法についてご説明します。

エアラインラウンジ利用資格の取得方法

エアラインラウンジの主な利用資格を見てみましょう。

  1. ビジネス、ファーストクラス相当の搭乗券を持っている
  2. 航空会社の上級会員である
  3. プライオリティ・パスを持っている

上級会員というとわかりづらいかもしれませんが、要は「たくさん乗った人」です。マイルとはまた別のカウントで、搭乗回数によってランクがあり、それによって受けられる優待が変わってきます。

カードラウンジ利用資格の取得方法

カードラウンジの利用資格は前章でもいくつか触れましたが、もう一度ここでまとめておきます。

  1. ゴールド・プラチナ・ブラックいずれかのクレジットカード取得
  2. ダイナースクラブカード取得
  3. プライオリティ・パス取得
  4. ラウンジ・キー取得

1、2は特に説明はいらないと思います。各カード会社が発行しているゴールド以上のカードや、ダイナースクラブカードがあればカードラウンジは利用できます。それ以外は補足が必要なので説明します。

プライオリティ・パス利用資格の取得方法

プライオリティ・パスは、上で2つの方法があることをご説明しました。公式サイトがありますので、こちらから会員登録ができます。

【プライオリティ・パス公式サイト】https://www.prioritypass.com/ja

年会費を表にしてみました。

プラン名 年会費 内容
スタンダード 99米ドル 会員利用:32米ドル/回

同伴者利用:1名32米ドル/回

スタンダード+ 299米ドル 会員利用:10回まで無料、その後32米ドル/回

同伴者:1名32米ドル/回

プレステージ 429米ドル 会員利用:すべて無料

同伴者:1名32米ドル/回

次がプライオリティ・パス付帯のクレジットカードです。年会費が高いクレジットカードでは、プライオリティ・パスのためだけに取得するのはもったいないので、年会費が安めでプレステージプラン付帯のクレジットカードをピックアップしてみました。

  年会費
JCB プラチナ 25,000円(税別)
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード 20,000円(税別)
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード 20,000円(税別)
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード 20,000円(税別)
楽天プレミアムカード 10,000円(税別)

このぐらいまでの年会費であれば、プライオリティ・パスのためにクレジットカードを取得しても損はしないと思われます。

ラウンジ・キー利用資格の取得方法

ラウンジ・キーは、利用できるクレジットカードを取得することで利用可能になりますので、こちらもご紹介します。

クレジットカード 年会費 同伴者料金 家族料金
Orico Card THE PLATINUM 20,000円(税込) 27米ドル/回 本人と同条件
ジャックスカードプラチナ 20,000円(税別) 27米ドル/回 本人と同条件
ハーレー・プラチナカード 20,000円(税別) 27米ドル/回 本人と同条件
ミライノ カード Travelers Gold 10,000円(税別) 27米ドル/回 本人と同条件

以上が現在日本国内で利用できるラウンジ・キー付帯のクレジットカードです。

プライオリティ・パスとの違いが分かりづらいラウンジ・キーですが、家族利用ができるか否かの差が大きな違いです。

 

まとめ

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いかがでしょうか。空港ラウンジの種類と、その利用資格取得方法を中心にご説明してきました。エアラインラウンジは利用資格が厳格なのでそうは簡単に利用できないかもしれませんが、カードラウンジは利用できる幅が広いのが特徴です。

快適な空の旅を送るためにも、空港ラウンジを有効利用してくださいね。

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