日々の喧騒から離れたいと感じたり、自分自身を見つめ直したりしたい男性には、誰にも気兼ねせず気ままな旅を楽しめる「男の一人旅」をおすすめします。今はLCCの普及で飛行機も安く乗れるようになったため、遠くへ出かけるハードルも低くなりました。そこで、こちらの記事では飛行機での旅の方法を解説します。また、2019年は新天皇即位というイベントがあるので、各地の日本神話にゆかりのあるスポットをご紹介!パワースポットで元気と運気をもらってリフレッシュしましょう。
飛行機に乗るとき、航空チケットが必要なのは誰でもわかると思いますが、その買い方を知らない人もいるのではないでしょうか。
「航空チケットの買い方がわからないなんて誰にも言えない…」なんて思っている人も、せっかくの一人旅の機会ですから、この機会に航空チケットの買い方を覚えてしまいましょう。
航空チケットは、基本的には事前に予約して当日空港で受取・購入するものです。今は、ネットの予約サイトで簡単に予約することができます。
「航空チケット 格安」などのキーワードで検索すればたくさんの予約サイトが出てきます。
▼飛行機の予約はこちらから
こちらで出発日・出発地・目的地・人数など入れて検索すれば、格安航空チケットがたくさん出てきます。あとは画面の指示に従って必要な情報を入れていけばいいだけ。ネットショッピングするのと同じようにできます!
飛行機のチケットを格安で購入するポイントは、予約を早めに入れること。出発日の直前よりも、2か月くらい前に予約しておくことでかなり安く購入できることも。旅の予定が決まっていたら、できる限り早めにチケットを予約しておきましょう。
出発の際に注意したい点は、時間です。新幹線などはギリギリでも大丈夫ですが、飛行機は搭乗手続きがあるため、早めに空港に到着しておく必要があります。おそらく、チェックインカウンターには出発30分前までに到着するようにとの記載があると思いますが、予定外のことが起こっても対応できるよう、出発の1時間前には空港に着いておくことが望ましいです。
ここでは、男性の一人旅におすすめの「日本神話にゆかりのあるスポット」をご紹介します。「古事記」や「日本書紀」といった書物に記載のある、日本神話にまつわる日本各地のおすすめパワースポットを5つ選びました。ぜひ旅の参考にしてください!
伊勢神宮は三重県伊勢市にある、数多ある神社の総本山的な存在です。伊勢神宮は内宮(ないくう)と外宮(げくう)に分かれており、内宮は天照大御神(あまてらすおおみかみ)、外宮は豊受大御神(とようけのおおみかみ)が祀られています。特に天照大神は、皇室の祖先、そして、日本人の総氏神とされています。
敷地内はまさに静謐(せいひつ)で、この世とは思えない雰囲気を感じさせます。名実ともに日本最高峰のパワースポットと言えるでしょう。
江戸時代は「お伊勢参り」といって、一生に一度お伊勢さま(伊勢神宮のこと)に行くのが夢という風習があり、皆お参りを目指したものです。せっかくの男の一人旅ですから、強大なパワースポットで良い気をたくさん吸収して、次への鋭気を養ってはいかがですか?
神社のお参りにはいろいろ作法がありますので、伊勢神宮へ行くのなら事前に覚えておくのもいいかもしれませんね。
【住所】内宮:三重県伊勢市宇治館町1外宮:三重県伊勢市豊川町279
【公式サイト】http://www.isejingu.or.jp/
橿原神宮とは奈良県橿原市にある神社です。「古事記」「日本書紀」によれば、神倭伊波禮毘古命(かむやまといわれびこのみこと)がこの地で初代天皇・神武天皇として即位したのが紀元前660年2月11日。まさに、この日この土地で、日本という国家の礎(いしずえ)が築かれたのです。日本はこの日以来、約2680年間同一の国家として存続し、今日まで同一系統の天皇が引き継がれています。橿原神宮は、その初代神武天皇が祀られているのです。
広大な敷地内にある各施設は、日本建国のイメージ通り荘厳な空気に包まれ、自然と身が引き締まり、例えようのない緊張感に包まれます。このすぐ近くに万葉集にも出てくる大和三山(畝傍山・天香久山・耳成山)がありますが、これらも相まって、壮大なスケール感と歴史のロマンが溢れています。とてつもないパワーがもらえそうですね。
【住所】奈良県橿原市久米町934
【公式サイト】http://www.kashiharajingu.or.jp/
山陰地方は、日本神話に頻繁に登場する土地です。
【黄泉比良坂】
島根県東出雲町には黄泉の国(よみのくに)の入り口と言われている黄泉比良坂(よもつひらさか)があります。
黄泉の国とは、日本神話に出てくる死者の国の事ですが、この黄泉比良坂伝説は、こんな話です。
夫であるイザナギは、亡くなった妻イザナミに逢いたいと黄泉の国へ行きました。しかし、イザナギは、イザナミに覗くなと言われたにもかかわらず「見てはいけない姿」を見てしまったのです。それに怒ったイザナミはイザナギを追いかけてくるのですが、イザナギは大きな石で道をふさいで助かります。その場所が黄泉比良坂、という話。
「鶴の恩返し」に似ていてファンタジー感がありますよね。ちょっとマニアックな場所ですが、そういった伝説のある場所が現存しているというのは興味深いです。
【住所】松江市東出雲町揖屋2376-3
【出雲大社】
もうひとつ、出雲といえば出雲大社を挙げないわけにはいきません。出雲大社は島根県出雲市にある神社で、縁結びの最強スポットとも言われています。
祭神は大国主神(おおくにぬしのかみ)、古事記にも出てくる神様です。この大国主神について、面白い話があります。
「神無月」とは10月のことですが、これは10月に日本中の神様が神社からいなくなるからと言われています。もともと、大国主神は日本国土そのものを開発した神様でした。その時に、大国主神は自分の息子や娘を各地に置いて、その土地の管理者=神としたのです。そして、子供達は年に1度、10月に出雲に戻ってきて父神である大国主神に1年間の報告をし、来年の予定を打ち合わせするようになりました。
これが、10月に日本中から神様が出雲に集まる神話の由来です。初めは大国主神の子供達だけでしたが、そのうち他の神様達も出雲に集まるようになっていったのです。
そのため、出雲大社ではこの時期を「神在月」と呼び、神を迎える神事が執り行われ、縁結びのパワーもアップするそうです。良縁を求めている方はぜひ訪れてみましょう!
【住所】島根県出雲市大社町杵築東195
【公式サイト】http://www.izumooyashiro.or.jp/
九州最大の日本神話ゆかりの地といえば宮崎県高千穂町です。高千穂峡などの景勝地でもあり、自然の神々しさが特徴の土地でもあります。
この地に残る日本神話もいくつかありますが、まずは天岩戸(あまのいわと)伝説。天照大神(あまてらすおおみかみ)が隠れてしまったと言われている洞窟跡が御神体として祀られており、天岩戸神社も造営されています。
その天照大神が、孫である瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に高天原(たかまがはら=日本神話における神様が住む世界)から地上に降りて平定するように命令を下したといわれるのが「天孫降臨」であり、その降り立った地がこの高千穂とされています。高千穂にはこのような神話が残っており、日本でも有数の強大なパワースポットとして知られています。
実はこの「天岩戸伝説」「天孫降臨伝説」は各地にあって、どこが正しいのかはわかっていません。このように、日本には自然物を御神体として祀る独特の習慣があります。高千穂の地にそのご御神体が太古の当時からずっと現存しているのかと想像すると、とてつもないパワーに押し潰されそうな気もしてしまいます。
【住所】宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073-1
【公式サイト】http://amanoiwato-jinja.jp/
皇居は東京都千代田区にある今上(きんじょう)天皇の住居です。皇居は、銀座・大手町・霞が関といった、日本の商業・経済・行政の中枢に囲まれた位置にありながら、多くの緑に囲まれている都会のオアシスです。
皇居は、もともとは徳川家が江戸幕府の居城としていた江戸城の跡地。天皇のお住まいである吹上御所や儀式を行う施設・庭園、宮内庁庁舎などがあります。
城跡ということもあり、周りはお濠に囲まれていて、各所に門があります。大手門や半蔵門をはじめ、全部で9門。
皇居が日本神話に出てくるわけではないですが、皇居の主である天皇の原点は日本神話にあります。日本神話のスタート地点という意味において、現代の日本神話の原点は皇居にあるとも言えなくはないと思います。
この機会ですから、皇居を訪れてみるのも良いのではないでしょうか。
【住所】東京都千代田区千代田1−1
【公式サイト】http://www.kunaicho.go.jp/(宮内庁)
いかがでしょうか。本当は日本神話にゆかりのあるスポットはまだまだあるのですが、特にご紹介したい場所を厳選しました。男の国内一人旅を検討している方が「じゃあ行ってみようかな」と思ってもらえるとうれしいです。
飛行機で気軽に遠くまで行けるようになった今、訪れたことのないところへ行ってみると、きっと新たな発見があると思いますよ。ぜひ今年は男の一人旅に挑戦してみましょう!