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観光地を調べたりホテルを探したり、旅は始まる前から楽しいものです。しかし、あれこれ考えても結局明確なプランが決まらず当日を迎えてしまうことも。

せっかく行くなら旅先の魅力を存分に味わいたいですね。そんなときは「旅のしおり」を手作りしてみましょう！小学校の修学旅行や遠足を思い出す方が多いかと思いますが、大人になってしおりを手作りしてみると案外楽しいものです。

この記事では、旅のしおりの上手な作り方や注意点をご紹介します！

かわいいだけじゃない！旅行のしおりのメリットや活用方法

旅行当日の持ち物や集合時間は、管理だけなら手帳やスマートフォンでもOKです。しかし楽しみにしている旅行だからこそ、参加者全員で気分を盛り上げていきたいですよね。作ってみると意外と便利なものです。

旅のしおりを作る意味

そもそも旅のしおりとは、旅行のプランや観光地情報など「共有したい情報をまとめた冊子」のこと。作り方や内容に明確な決まりはないため、みんなでわいわい相談しながら作るのも旅の思い出のひとつですね。

メリット1. 伝達事項（持ち物、集合時間、注意事項など）をひとつにまとめられる

家族や恋人など少人数の旅行なら情報共有がスムーズですが、卒業旅行や社員旅行など、参加人数が多い旅行では伝達事項を伝えるのも一苦労。

伝達したい内容をまとめて配布できる旅行のしおりは、リーダーや幹事にとって魅力的な効率化アイテムです。

メリット2. 参加者全員がスケジュールを同じように把握できる

旅行のしおりがあると、タイムスケジュールを参加者全員で共有できます。集合時間や場所を確認したり、ホテルに帰ってから翌日のプランを確認したりする際に役立ちます。

皆が同じ情報をもとに行動できると遅刻やトラブルを防ぎやすく、幹事も行程管理しやすくなります。

メリット3. 家族や友達と作れば旅行気分を盛り上げるイベントになる

「どんな旅行にしようか」「どこを観光しようか」「お土産はどこで買おうか」など、旅行に詰め込む情報は十人十色。

家族や友達と行きたい場所やルートを考えれば、しおり製作を通じてコミュニケーションを深められます。皆の楽しみを取り入れたしおりだからこそ、製作段階から気分を盛り上げられるでしょう。

一人旅からデートまで！旅行のしおりを活用できるシーン

旅行のしおりは、いろいろな場面で活躍します。

＜旅行前＞

• しおり作りを通して相手と仲を深められる
• 計画に抜けがないか確認できる
• 参加者全員がスケジュールを共有できる

＜旅行当日＞

• 手作りのしおりを渡せばサプライズになる
• 旅先で観光情報やMAPを確認できる

＜旅行後＞

• 反省点を振り返って次回の旅行に活かせる
• 時間が経ってからも思い出として残る

 

【旅行のしおりの作り方】サイズや項目は完成をイメージしながら旅行の目的に合わせて選ぼう

旅行のしおりを手作りする方法をご紹介します。

手順1：サイズを決めて表紙を作成する

細かな作業に自信がない人は、A4用紙を半分に折ったA5サイズなら扱いやすく初めてでも安心。バッグに入れることを考慮して小さくしたいという場合、B5サイズならA4より一回り小さくなります。

	サイズ	寸法
A判	A4	210mm×297mm
A5	148mm×210mm
B判	B4	257mm×364mm

表紙の作成は手書きでイラストを書いたり、雑誌や旅行誌の切り抜きを使えば簡単にオリジナリティが出ます。

クラフト作業が好きな方はマスキングテープやスタンプを使っておしゃれにアレンジしましょう！

手作りのデザインが思い浮かばない人は、パソコンでお気に入りのフォントや写真を挿入して印刷するのもおすすめです。

手順2：書くべき内容・項目を決める

旅行のしおりに必ず書くべき項目、あると面白い項目をご紹介します。

＜必須項目＞

・旅の題名（タイトル）

「〇〇女子旅」「△△温泉旅行」など、行き先や目的が分かるタイトルを付けます。表紙に目立つように記入しましょう。

・旅のテーマ

「グルメを満喫」「自然体験でアウトドアな1日」「パワースポット巡りで恋愛運アップ」など、旅の具体的なテーマを考えます。テーマが決まるとプランを決めやすく、しおり作りもスムーズに進められます。

・参加者

参加者の名前やニックネームを記入します。

・集合場所や集合日時

分かりやすく記入します。参加者が大勢いるなら、遅刻する場合の連絡方法や対処について記入しておくと親切です。

・タイムスケジュール

移動が多い旅行や海外旅行なら、電車やバス、飛行機などのスケジュールも含めて計画を立てることがおすすめです。時間に余裕をもったタイムスケジュールなら、万が一トラブルがあった場合も焦らずに済みます。

・観光情報

人気スポットや飲食店など、必ず立ち寄りたい場所は下調べしておくと安心です。営業時間やアクセス、店舗の電話番号を控えておくと◎。

・持ち物リスト

旅行先に応じて“忘れたら困るもの”を中心に記載しましょう。（防寒具、水着、着替え、チケット類など）

・フリースペース

フリースペースを作っておくと、旅先でメモが必要となった際に役立ちます。記念スタンプやレシートを貼っておく場所としても活用できます。

・緊急連絡先や注意事項

幹事やメンバーの連絡先、はぐれてしまったときの集合場所などを記載しておくと便利です。ただし、紛失した際の情報流出を考慮するなら個人情報は省いてもOK。

＜あると面白い項目＞

・お土産リスト

誰にどんなお土産を買うか決めておくとお土産選びの時間をぐっと短縮でき、買い忘れも防げて一石二鳥です。

・ドレスコード

友達やカップルの旅行なら、ドレスコードを揃えれば気分を盛り上げられます。

「沖縄旅行だからみんなアロハシャツで」「同じ色で統一しよう」なんかも面白いですね。

・日記スペース

旅先でその日の出来事を残せると、後から読み返しても楽しい素敵な日記の出来上がりです。

手順3：印刷・製本する

家庭用のインクジェットプリンターで印刷する場合、一般的なコピー用紙でOKです。

写真やイラストを鮮やかに印刷したり、両面印刷したいという場合はマット紙を選びましょう。レーザープリンターで印刷できるなら耐水性のある耐水紙や厚手の用紙がおすすめです。

製本方法は一般的な資料風のほか、冊子綴じ、中綴じ、折り本などがおすすめです。

・資料風

斜め左上の1点を留める方法です。ページ数が少ない場合や簡易的に作成したい場合に向いています。

・冊子綴じ

1辺を留めて左開きまたは右開きの冊子にします。片面印刷、両面印刷どちらにも対応でき、穴あけパンチで穴を開ければリボンや紐のアレンジも可能です。

・中綴じ

用紙を半分に折って、折り目の外側から内側に向かってホチキスで留める方法です。針金がしおりの内側（真ん中のページ）に隠れるため、冊子綴じより安全かつきれいに仕上げられます。

・折り本

八つ折りにした用紙に切り込みを入れ、折り立たんで冊子にする方法です。表紙と裏表紙をのぞくと1枚の用紙で6ページのしおりが作れます。

 

手作りならではのアイデア・便利な工夫を取り入れよう

ポケットを付ける

表紙の裏などにL字で糊付けしたポケットを作っておくと、チケットの半券やレシートを保管できます。旅先で撮った写真をコンビニなどでプリントアウトして入れておくのもおすすめです。

寄せ書きページを作る

宿に帰ったら各々のしおりを交換して寄せ書きやメッセージ交換を行うのも楽しいですね。何度読み返しても素敵な思い出になること間違いありません。

実際に行った場所を書き込める簡易地図を作る

あらかじめプリントアウトしておいた地図の上にトレーシングペーパーを重ねておけば、実際に歩いた道や立ち寄ったお店を書き込めます。

 

テンプレートならおしゃれなデザインも簡単に作成可能

好みのテンプレートサイトやアプリを活用すると時短でクオリティの高い仕上がりに

「手作りする時間がない」「デザインをおしゃれにしたい」という方は、テンプレートを使えば簡単にクオリティの高いしおりが作れます。項目やスケジュール欄もあらかじめ用意されているテンプレートが多いので、「どんな内容にしようかな」と悩む必要もありません。

以下では、おすすめのテンプレートサイト・アプリをご紹介します。

Microsoft Office

マイクロソフト社（公式）が提供している無料テンプレートです。ダウンロードしたテーマをもとにPowerPointやExcelで手軽に編集できます。

 

URL：Microsoft 旅のしおり特集

 

しおりす

旅のしおり・旅行プランを簡単にお洒落に無料で作れるwebサービス。だれでもカンタンに使えるデザイン性と旅費の計算がラクな割り勘サービス機能が魅力です！

 

URL：しおりす

 

旅しお

分かりやすく直感的な操作方法で、メンバーと一緒に作れる共同編集機能が付いています。
LINEやメールでシェアできるのも便利です！

URL：旅しお

 

まとめ

旅行のしおりの作り方をご紹介しました。手作りのしおりは旅先のスケジュール管理に役立つだけでなく、旅行までの期間を盛り上げて最高の思い出にしてくれること間違いなし！

手軽におしゃれなデザインのしおりを作るなら、テンプレートサイトやアプリを活用してみましょう！