「空弁」とは、空港内で販売されているお弁当のこと。ご当地の食材や名産品などを取り入れたものが人気で、機内で食べてよし! 搭乗前のロビーで頬張ってよし! お土産として購入しても楽しめる、空港内の魅力のグルメなのです。今回は宮城県の仙台空港の空弁をピックアップします!
週末に仙台空港を利用する方はラッキー! 金・土・日曜・祝日のみ、週末限定販売の空弁が「仙台名物牛たん弁当1250円」。「お弁当の牛たんでしょ~」などと、侮ることなかれ。上下に分かれた上の段には、肉厚でスッ~と噛み切れるやわらかでジューシーな牛たんがたっぷりと並び、ボリューム満点! 下の段は、地元で栽培された環境保全米ひとめぼれをふっくら炊き上げ、お米の甘みを十分に堪能できるこだわりのご飯。このコラボレーションは、お店の味にも引けをとらない本格派なのです!
仙台名物の牛たんを、もっと手軽に味わいたいのなら「ひと口牛たん麦ご飯550円」はいかが。仙台味噌に漬けこみ甘辛く仕上げた牛たんを、塩気をきかせて軽く焼き目をつけた香ばしい麦飯でサンド! 3つに切り分けられ、食べやすいのもポイントが高い。ビールのつまみにも最適です。家族へのおみやげとしても人気です。
宮城名物はまだまだあります。どれを食べるか悩んだときには、海の幸をふんだんに使った「新みやぎ三陸黄金街道1100円」はいかがでしょう。ふっくらツヤツヤの宮城県産ひとめぼれのごはんの上に、石巻で獲れた牡蠣煮や穴子煮、女川名物笹かまぼこ、気仙沼のサンマの甘露煮、南三陸の鮭の照り焼きなど、豪華なラインナップ! ほかにも帆立の照り焼きやイクラ、玉子焼きなど、三陸のおいしさあふれるまさにゴールドなお弁当。名前の由来である“黄金街道”とは、金の産地として有名だった、気仙沼から女川までの太平洋沿岸地域のこと。この地域それぞれの名産品を盛り込み、東日本復興支援のひとつとして開発された空弁なのです。