秋田県鹿角市の八幡平国立公園のただなかに位置する一軒宿の温泉。読み方は後生掛(ごしょうがけ)温泉。木箱から首だけを出して温まる「箱蒸し風呂」や「泥風呂」、「火山風呂」など、数種類の入浴方法でゆっくり温泉を楽しめます。宿泊には「旅館」と「湯治部」の2種類があり、特に「湯治部」は食事が自炊になりますが、火山活動の地熱を暖房に活用したエコな施設です。周辺には「後生掛自然研究路」があり、1周40分ほどの周回路から数々の火山現象を見学できる興味深い観光スポットです。後生掛の名前は「オナメモトメの伝説」が由来となっており、伝説についてリサーチしてから温泉に入るとその一端が感じ取れるのではないでしょうか。アクセスは「鹿角八幡平IC」から車で約45分。バスは田沢湖駅から約1時間40分後、送迎バスで約20分です。冬季は路線バスがすべて運休となるため、JR花輪線鹿角花輪駅から1日1便の送迎バスを利用しましょう。