平野神社は、京都市北区の平野の地に鎮座する神社です。創建年は不明ですが、延暦13年(794)の平安遷都と同時に平野の地へ遷座されました。
当初は京都御所と同じくらいの大きさでしたが、時代の流れとともに現在の200m四方の大きさになりました。
4柱の祭神を祀っており、厄除祈願、家内安全、良縁祈願、交通安全などさまざまなご利益を授かることができます。桜の名所として知られ、境内には約60種400本の桜が植えられています。また、毎年4月10日には「桜花祭」が行われます。神事のあとに花山天皇陵に参拝し、騎馬武者や織姫ら総勢200名余りの時代行列が神社の周辺を練り歩きます。
3月から4月にかけての桜の季節にはライトアップが行われ、風光明媚な夜桜が人気で、境内では神紋である桜のマークが描かれた御朱印を授かることができます。
バスでのアクセスは各路線「衣笠校前」下車して徒歩5分、電車でのアクセスは「北野白梅町」駅から徒歩10分ほどです。境内には17台ほど収容可能な駐車場があります。