平安神宮は、京都市左京区にある神社です。平安遷都1100年を記念し、第50代桓武天皇をご祭神として1895年に建立されました。桜の名所としても知られ、谷崎潤一郎の「細雪」、川端康成の「古都」など昭和を代表する文豪の作品の舞台にもなりました。
京都の中では比較的新しい神社であり、鮮やかな朱色に塗られた社殿はとても美しく、多くの観光客が訪れます。厄除け、商売繁盛、安産祈願などのご利益があり、さまざまなお守りや御朱印を授かることができます。
毎年10月には、京都三大祭のひとつである「時代祭」が開催されます。京都の伝統工芸や文化を伝え、披露することを目的としており、さまざまな時代の衣装に扮した約2000人の行列が京都の街を練り歩く、京都の秋の風物詩です。
周辺には国内芸術家のコレクションを展示する「京都国立近代美術館」、動物や自然とふれあえる「京都市動物園」などがあります。駅やバス停も近いのでアクセス良好です。