正伝永源院は京都市東山区にある寺院で建仁寺の塔頭です。織田信長の弟で茶人である織田有楽斎が再興した「正伝院」と細川家の菩提寺「永源庵」が合併し今の寺院になったと言われています。
境内には織田有楽斎と細川頼有の像や狩野派の絵師狩野山楽の襖絵など、多くの歴史的工芸品を収蔵しています。また、襖絵をデザインした御朱印を授かることができます。
春と秋に行われる特別拝観では、有楽斎が建てた茶室を復元した「如庵」や細川家ゆかりの寺宝、庭園の公開などが公開されます。
如庵は、信長の弟して生まれ戦乱の世を生き抜いた有楽斎が俗世と離れ安楽の地として茶道に没頭するために建てられました。調和のとれた建築は優美な雰囲気をまとっています。
周辺には寺院や観光スポット、飲食店がたくさんあり散策が楽しいエリアです。
電車でのアクセスは「祇園四条駅」から徒歩5分ほど。バスでのアクセスは市バス「東山安井」から徒歩5分ほどです。