十和田市現代美術館は青森県十和田市にある美術館。市のシンボルロードである官庁街通りに美しい景観を作り出し新しいまちづくりをおこなう「Arts Towada」計画のメイン施設として、2008年春に開館しました。展示作品ごとに独立した建物が設けられ、それらをガラスの廊下で繋ぐという構成により、作品にあわせた空間を演出することを可能にしています。
館内には現代アーティスト奈良美智の作品「夜露死苦ガール2012」や、高さ4メートルもある巨大な女性像「スタンディング・ウーマン」など、数多くのアート作品を展示。官庁街通りを挟んで向かい側にあるアート広場には、水玉模様や特徴的な色遣いで世界的に有名な草間彌生の「愛はとこしえ十和田でうたう」や、青々とした芝生に巨大なゴーストがたたずむ「ゴースト / アンノウン・マス」などが展示されています。ほかにも、常設展だけでなく様々なアーティストやテーマを扱った企画展を行っています。十和田市ならではの食を楽しめるカフェも併設されていて、ゆっくりとアートを楽しめる施設です。