山梨県立美術館は、山梨県甲府市の芸術の森公園内にある美術館。ミレーの『種をまく人』が有名で、美術館ロゴもこの作品をモチーフにしています。ジャン=フランソワ・ミレーは19世紀のフランスの画家で、バビルゾン派を代表する1人。それまでは歴史画や宗教画が主流でしたが、彼らは自然や人間のあるがままの姿を描きました。主な収蔵作品であるミレーの『種をまく人』『落ち穂拾い、夏』は、これまで絵画の主役になることのなかった農民を美しく崇高な姿で描いています。館内では講演会やワークショップなどのイベントを行っており、近年ではメタバースを活用した事業に取り組むなど、新しい活動にも積極的に取り組んでいます。ミュージアムショップでは、ミレーをはじめとした収蔵作品をモチーフにしたグッズを販売しています。レストランではカレーやドリアなどを提供しており、アート鑑賞の余韻に浸りながらゆったりランチを楽しめます。
甲府駅からは路線バスで約15分、「山梨県立美術館」下車すぐです。また、施設内には300台以上収容可能な無料の駐車場があります。