青森県立美術館は、世界遺産群のひとつである三内丸山 (さんないまるやま)遺跡の隣に建つ美術館です。青森のアーティストたちの心を未来につなぎ、豊かな芸術を創造する活動を行っています。建物には遺跡の発掘現場から着想を幾何学模様が切り込まれ、ホワイトで統一された美しいデザイン。また、館内にはいくつもの見どころがあります。縦横21m、高さ12mの空間はアレコホールと呼ばれ、20世紀を代表する画家マルク・シャガールによるバレエ「アレコ」の背景が展示されています。美術館西側の屋外には高さ約8.5mの巨大な犬の像「あおもり犬」があります。これは弘前市出身の芸術家・奈良美智の作品で美術館のシンボルとなっています。スタッフユニフォームは日本のファッションブランド「ミナ ペルホネン」が手がけたもので、美術館のシンボルカラーである水色をベースにブランドのモチーフである「shoucho」を施したデザインは、やわらかで優しい雰囲気です。
館内ミュージアムショップでは、ポストカードやオリジナルグッズ、地元の工芸品などが販売されています。カフェ「4匹の猫」では、奈良美智の作品「八角堂」を眺めながら青森の食材を使った軽食やスイーツを味わえます。