渡月橋は京都府京都市の桂川に架かる橋で、橋の南側にある嵐山とともに知られる京都屈指の観光名所です。
834~848年に道昌という僧が架けたのが始まりとされ、鎌倉時代に亀山上皇が橋の上空の月を見上げて「くまなき月の渡るに似る」といわれたことが名前の由来とされています。橋の北側から見た背後に嵐山を臨む景色が有名で、ポスターやカレンダーなどにも使われています。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の美しさを感じられる場所として、国内外から多数の観光客が訪れる場所で、北側の嵯峨野には飲食店やお土産屋さんが立ち並び、グルメやスイーツの食べ歩きなどでも人気があります。
嵐山の竹林の小径、野生のニホンザルを観察できる嵐山モンキーパーク、美しい建築や庭園のある天龍寺など、徒歩圏内には数多くの観光名所があり、一日中楽しめるエリアとなっています。
電車でのアクセスは京福電車(嵐電)の嵐山駅から徒歩2分、阪急嵐山駅から徒歩8分です。車でのアクセスは周辺の有料駐車場を利用しましょう。周辺には歴史ある旅館やスタンダードなビジネスホテルなど、数多くの宿泊施設があります。