首里城跡は、世界遺産にも登録された城(グスク)の跡地です。首里は、琉球王国の首府であり、政治や外交、文化の中心地でした。首里城の正殿は最大の建造物であったと言われ、海外貿易の拠点となっていた那覇港を見下ろす丘陵地に築かれた城でした。首里城の跡地は、首里城公園として整備されています。
2019年10月、復元された正殿と北殿、南殿の建物が全焼しましたが、首里城公園の園内には入ることが可能で、守礼門をはじめ焼失をまぬがれた建造物を見学することができます。
首里城跡は、沖縄県本島の那覇市首里金城町にあります。首里城から南へと続く金城町石畳道は、尚真王の時代(1477~1526)に整備されたと言われる道で、当時の古い石畳が約300m、残されています。首里城から徒歩圏内にある、玉陵(たまうどぅん)は、世界遺産のひとつで、琉球王国、第二尚氏王統の陵墓です。
首里城の周辺には、ダブルツリーby ヒルトン那覇首里城、ノボテル沖縄那覇、ペンション なかはらといった宿泊施設があります。