丸亀城(まるがめじょう)は、香川県丸亀市にある城で、亀山城(かめやまじょう)、蓬莱城(ほうらいじょう)とも呼ばれます。日本城郭協会の「日本100名城」にも選ばれたことのある名城です。
慶長2年(1597年)に生駒親正(いこまちかまさ)・一正(かずまさ)によって築城が始まりました。
織田信長の安土城、豊臣秀吉の大阪城などを手本に、城郭だけでなく城下町や武家屋敷まで防御した「総構(そうがまえ)」という造りになっています。
高さ日本一の石垣を持つ「石垣の名城」としても知られ、石垣技術が発達した江戸時代初期の意匠を随所に見ることができます。
天守からは丸亀の街や遠くの山々を一望できます。また、夜間には天守のライトアップが行われることもあり、城の姿が夜空に美しく照らし出されます。城内には梅や桜が植えられ、春には美しく咲き誇ります。お城観光はもちろん、散策スポットとしてもおすすめです。
城内のお土産ショップでは、お城の御朱印ともいわれる「御城印」を購入できます。
最寄りのJR丸亀駅からは徒歩10分、城内には無料の駐車場があります。