鶴ヶ城(若松城跡)は福島県会津若松市にあるお城です。文禄2年(1593)に蒲生氏郷によって東日本で初の本格的な天守が築城されました。現在立っているのは昭和40年(1965)に再建されたものです。鶴ヶ城の一番の特徴は天守の赤瓦。建設当初は一般的な黒瓦が使われていましたが、会津藩初代藩主・保科正之の命により、雪や低温への対策として鉄分を多く含んだ釉薬を使用した赤瓦が葺かれました。赤瓦の天守を見られるのは鶴ヶ城のみ。実用性と美しさを兼ねた赤い天守と青い空のコントラストは会津を代表する美しい光景です。城の周辺は公園になっており、石垣や橋など見どころがたくさんあります。城内のミュージアムショップでは福島県や会津ならではのお土産を販売しています。
お城へのアクセスはバス停「鶴ヶ城入口」を下車してすぐ。城の西側には有料駐車場があります。