安土城は、琵琶湖の東岸、安土山にあった城で、織田信長によって築かれました、現在は、石垣や礎石だけが残り、国指定の特別史跡となっています。日本で初の天主(天守)を備えた城であったと伝えられ、信長の「天下布武」を表現する豪華な城であったことが、当時の記録からうかがうことができます。天正4年(1576年)から約3年の歳月をかけて築城されたものの、天正10年(1582年)の本能寺の変、山崎の戦いの後に消失したと伝えられています。
JR「安土駅」近くには、「安土城郭資料館」があり、実物の20分の1の大きさで作られた模型が展示されています。安土城跡から車で約5分の場所には、1992年にスペイン・セビリア万博へ出展された、原寸大の安土城天主(5・6階)の復元が展示されている「安土城天主信長の館」があります。
安土城跡は、JR「安土駅」から徒歩約25分。琵琶湖線で約3分「近江八幡駅」周辺には、ABホテル近江八幡、ホテル ニューオウミ、コンフォートイン近江八幡などがあり安土城周辺観光の拠点に便利です。