小田原城は、神奈川県小田原市にあった城で、現在は小田原城址公園の中に、天守閣が復元されています。小田原城は、1500年頃に北条早雲が拠点として以来、北条五代が居城とし、関東支配の拠点として拡張整備が行われました。天正18年(1590)、豊臣秀吉の小田原攻めに屈して以降、江戸時代には徳川家康の支配下に置かれ、大久保氏、続いて稲葉氏が城主となり、近世城郭として生まれ変わりました。
天守閣の内部には、小田原城の歴史を伝える数々の史料が展示されています。また、小田原城址公園の中には、風魔忍者をモチーフにした「小田原城歴史見聞館 NINJA館」、甲冑や刀が展示された「常盤木門SAMURAI館」などがあるほか、甲冑着付け体験も楽しむことができます。
小田原城は、JR東海道新幹線「小田原駅」から徒歩約10分。徒歩圏内には、東横INN小田原駅東口、ホテルオレンヂ、ビジネス旅館 かねこなどの宿泊施設があります。
また、小田原から箱根湯本までは電車で約18分。箱根湯本温泉を拠点にしての観光もおすすめです。