岩村城跡は岐阜県恵那市にある城跡です。標高700mを超える高いところに築かれており、奈良の高取城、岡山の松山城と並び「日本三大山城」のひとつに数えられます。織田信長の叔母・おつやが城主として善政を敷き領民に慕われていたことから「女城主の里」とも呼ばれます。山の斜面を利用して石垣が幾層にも重ねて築かれており、当時の技術の高さを伺えます。霧が発生することもあり、辺りは幻想的な雰囲気に。
城のある山を下ると城下町が広がっており、当時の面影を残す建物が立ち並びます。いくつかの旧家が無料開放されており、土間で腰を下ろして休憩できます。カフェや喫茶店も数多くあり、食べ歩きもおすすめ!城のある恵那市には有名な景勝地・恵那峡があります。湖畔の両岸の山に赤い橋が架かり、遊覧船がゆったりと行き交う風光明媚な景色。ご当地グルメの五平餅も必見です。味噌や醤油のタレや砕いたクルミを使用したものなど、お店によって個性豊かな味が魅力。