三十三間堂の正式名称は、蓮華王院。その本堂の通称が、「三十三間堂」です。内陣の柱と柱の間が33あるという特徴的な造りから、三十三間堂と呼ばれるようになりました。観音菩薩はあまねく衆生を救済すると信じられ、そのために三十三の姿に変化すると言われています。この「三十三身」という数に基づいて柱間が33と定められ、後白河上皇の院御所である法住寺殿の中に、平清盛が寄進して創建されました。堂内には、国宝「千手観音坐像」をはじめ、国宝「千体千手観音立像」が並びます。
三十三間堂の徒歩圏内には、ハイアットリージェンシー京都、フォーシーズンズホテル京都などのラグジュアリーなホテルがあるほか、鴨屋旅館、京都高瀬川別邸、京町家 古今東山などの旅館があります。三十三間堂は、京阪本線「七条駅」から徒歩約7分で京都駅もほど近く、京都市内観光の拠点に便利なエリアです。三十三間堂のすぐ近くには京都国立博物館もあります。