松山城は愛媛県松山市にあるお城で、江戸時代以前に建設され今も残る「現存12天守」のひとつです。「賤ヶ岳の七本槍」として活躍した豊臣秀吉の家臣・加藤嘉明によって築城されました。標高132mの勝山の上に築かれており、城内には21の重要文化財があります。なかでも天守、小天守、隅櫓を渡櫓で繋いだ堅牢な連立式天守は必見。山のふもとからロープウェイで上に登ることができ、石垣や門、美しい自然を眺めながらの散策が楽しめます。天守への道の途中にある売店では軽食や愛媛名物みかんスイーツを販売しており、休憩にピッタリです。松山城へ登るロープウェイのアクセスは路面電車「警察署前」を降りて徒歩5分ほど。城の西側の平地には堀に囲まれた「城山公園」があります。散歩やピクニックができる広場が広がっており、美術館や図書館も併設されています。松山城の周辺にはほかにも見どころがたくさん。路面電車で10分ほどの場所にある、文豪・夏目漱石も愛用した道後温泉はぜひ訪れてほしいスポットです。