龍安寺(りょうあんじ)は、枯山水の石庭、方丈庭園が有名な臨済宗妙心寺派の寺院で、世界文化遺産にも登録されています。室町幕府の管領、細川勝元が1450年に創建した寺で、石庭は史跡・特別名勝に指定され、「虎の児渡しの庭」とも呼ばれます。禅の世界観を表しているとも言われ、国内外で評価の高い庭園となっています。龍安寺の徒歩圏内には、伝心庵、仁和寺 御室会館などの宿泊施設があります。
京福電鉄「龍安寺駅」から徒歩約7分の場所にあり、周囲には、同じく世界文化遺産に登録されている金閣寺(鹿苑寺)や仁和寺もあります。全長2.5キロの観光道路「きぬかけの路」で結ばれていますので、のんびりと散策するのもおすすめ。徒歩約6分の場所にある等持院は、足利将軍家歴代の菩提所。現在の本堂は、福島正則が妙心寺塔頭海福院に建てたものを移築した古建築です。また、北野天満宮は龍安寺から車で5分ほどの場所にあります。