銀閣寺の正式名称は東山慈照寺で、臨済宗相国寺派の大本山・相国寺の塔頭寺院のひとつです。
室町幕府八代将軍・足利義政が造営した山荘東山殿が始まりと言われています。東山殿時代、ある程度の政治機能を備えていた山荘は義政が亡くなった後、その菩提を弔うために禅寺とされました。東山文化を代表する建築物である銀閣寺は、世界文化遺産にも登録されているほか、銀閣(観音殿)と東求堂は国宝に指定されています。
銀閣寺から南の方角、若王子神社へと続く琵琶湖疎水に沿った約1.5kmの遊歩道、「哲学の道」は東山散策におすすめ。哲学者の西田幾多郎や田辺元が散策し、思索にふけっていたことから、「哲学の小径」と呼ばれるようになった散策路です。
銀閣寺の徒歩圏内には、京都 ゆきのや、ホステル銀閣寺、ペンション 北白川、京都小宿 銀閣亭といった宿泊施設があります。