金閣寺の正式名称は鹿苑寺(ろくおんじ)。臨済宗相国寺派の大本山・相国寺の塔頭のひとつです。西園寺公経の別荘を譲り受けた室町幕府三代将軍・足利義満が、山荘北山殿として改築したのが始まりと言われています。室町期楼閣建築の代表的な建物で政治の中枢機能が置かれ、北山文化を代表する建物で、その規模は御所に匹敵したと言われています。足利義満の死後、遺言により禅寺とされ世界文化遺産に登録されています。また、庭園は特別史跡・特別名勝に指定されています。
金閣寺は京都市北区、かつて北山と呼ばれたエリアにあります。金閣寺の徒歩圏内には、ゲストハウス 桜こまち、ゲストハウス 京洛や 金閣寺、Guest House 京洛や 金閣寺、京宿 八重櫻などの宿泊施設があります。京都駅烏丸口バスターミナルからは、バスで約45分です。
周囲には、同じく世界文化遺産に登録されている龍安寺や仁和寺もあり、全長2.5キロの観光道路「きぬかけの路」で結ばれていますので、のんびりと散策するのもおすすめです。