石像寺は、京都市上京区にある浄土宗の寺院です。819年(弘仁10)に弘法大師空海が創建しました。本尊は地蔵菩薩で、空海が唐から持ち帰った石を自ら刻んだものと云われています。
釘抜地蔵(くぎぬきじぞう)とも呼ばれ、もともと苦しみを抜き取る苦抜(くぬき)地蔵であったのが時代の流れとともに変化し、現在の呼び方になりました。昔も今も、身体や心の苦しみから解放されたい人たちからの信仰を集めています。八寸釘と釘抜きを張り付けた絵馬が本堂の壁一面に奉納されているのが特徴的です。
石像寺の西側の千本通り沿いにはカフェや飲食店があり、ランチや休憩におすすめです。また、周辺には建勲神社、京都御所、北野天満宮など見どころがたくさんあります。
石像寺へは最寄りの「北野白梅町駅」から徒歩約20分ほど、バス停「千本上立売」からは徒歩約1分ほどで行くことができます。