神泉苑は、京都市中京区門前町にある東寺真言宗の寺院です。延暦13年(794)、桓武天皇により禁苑(皇居の庭)として創建されたのが期限です。日照りの際に弘法大師空海が雨乞いにより竜神・善女龍王を呼び出し、日本中に雨を降らせたと云われています。
5月には善女龍王をお祀りする「神泉苑祭」が行われます。太鼓の奉納や、平安時代に活躍した白拍子・静御前の雨乞いの舞などが行われます。境内には大きな池を擁する庭園があり、アヒルやカモが自由に泳いでいる姿を見られます。
記念品として善女龍王や静御前など10種類以上の御朱印、お守りや絵馬を授かることができます。「善女龍王守り」を持って、ひとつだけ願いを念じながら庭園に架かる法成橋を渡ると願いが叶うと云われています。
神泉苑周辺には二条城や京都御所、京都国際マンガミュージアムなど見どころがたくさんあります。
電車でのアクセスは「JR二条駅」から徒歩10分、東西線「二条城前駅」から徒歩5分です。バス停「神泉苑前」を下車して目の前です。