渉成園は、京都市下京区にある真宗大谷派の本山・東本願寺の飛地境内地です。東本願寺の東方約150メートルに位置し、ほぼ正方形の形をしているのが特徴です。1641(寛永18)年に三代将軍・徳川家光によって寄進されました。季節ごとに四季折々の美しい顔を見せる草木が植えられた景観は「十三景」と呼ばれ、1936(昭和11)年には、仏寺庭園として国の名勝にも指定されています。
庭園各所にある建物には、どれも趣があり園内の自然と美しく調和しています。円の中央には美しいアーチを描く木造の橋が架かっており、京の歴史を感じながら、ゆったりと散策することができる庭園です。
渉成園は京都駅から徒歩約10分ほどの場所にありアクセス良好です。周辺には「京都タワー」や「京都水族館」、「東寺」といった観光スポットがたくさんあるのでこちらも是非立ち寄ってみましょう。