白峯神宮は京都市上京区にある神社です。蹴鞠・和歌の宗家である公卿・飛鳥井家が代々守護神としてきた「精大明神」が祀られています。「まりの神様」として信仰を集め、サッカーや球技などで使用された公式球が奉納されます。球技の上達を願って、多くの参拝者が足を運びます。
蹴鞠はボールを落とさない球技であることから「落ちない」が転じ、学業の縁起が良いともいわれています。4月の「淳仁天皇祭」と7月の「精大明神例祭」では実際に蹴鞠の奉納が行われます。また、精大明神例祭に地元の少女たちが踊る「小町をどり」は手芸や芸事の上達を願う祭事です。まりの形をしたお守りやリストバンドなどスポーツやまりに関するさまざまなお守りがあり、ミサンガ形の「叶う輪」は手首やバッグなど好きなところに着けられる人気のお守りです。
白峯神宮へはバス停「堀川今出川」下車すぐ、「今出川駅」からは徒歩6分ほどで行くことができます。