粟田神社は、京都市東山区粟田口にある神社です。主祭神は 素戔嗚尊(すさのおのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)で、厄除け・病除け神として信仰を集めています。創建の起源は貞観18年(876年)だと云われています。
粟田口は「京の七口」と云われる京都の七つの出入口のひとつで、東山道・東海道を行く人たちが旅の安全を願いお参りしたことから、守護・旅行祈願の神としても知られるようになりました。
10月には、さまざまな行事が行われる「粟田祭」が行われます。「夜渡り神事」「れいけん」では粟田の大神様が御降臨されたことに感謝を表し町内を巡り、粟田大燈呂と呼ばれる大きな燈籠の山車が夜の京を照らします。「例大祭」では神様に楽しんでもらうための舞楽の奉納が行われます。境内では厄除けや旅行安全、交通安全などのお守りを授かることができます。
最寄りの東西線「東山駅」から徒歩7分、バス停「神宮道」から徒歩5分です。境内に駐車場はないので車でのアクセスの際は近隣の有料駐車場を利用しましょう。