恵美須神社(ゑびす神社)は京都市東山区にある神社です。兵庫の西宮神社、大阪の今宮神社と並び日本三大ゑびすであり「えべっさん」の愛称で親しまれています。建仁2年(1202年)に禅の祖である栄西が建仁寺を建立するにあたり、その鎮守として建てられたのが起源とされています。七福神である恵比寿様の名を冠しており、家運隆昌、商売繁盛などの信仰を集めています。室町時代に民間信仰として広まった七福神ですが、ゑびす神だけが日本生まれの神です。毎年1月8日から12日の5日間にわたり「十日ゑびす祭」が開催されます。さまざまな行事が行われ、福笹や縁起物の授与が行われます。ゑびす神社では宮司手書きの干支が描かれた絵馬を授かることができます。恵美須神社へは、最寄り駅の「祇園四条駅」から徒歩約10分、バス停「祇園四条駅」からは徒歩約5分ほどで行くことができます。