京都熊野神社は京都市左京区聖護院山王町にある神社で、京都三熊野の一つです。他には「新熊野神社」「若王子神社」があり、京都三熊野の中で最も古い歴史をもつのが熊野神社と言われています。
811年(弘仁2)に修験道の日円上人が紀州熊野大神を勧請したのが始まりと云われ、聖護院の守護神でもあります。
ご祭神は 伊弉冉尊、伊弉諾尊、天照大神、速玉男尊、事解男尊で、縁結びや安産、病気平癒などのご利益があります。
節分の日には「火の用心のお札」を受ける習慣があり、多くの人で賑わいます。11月に行われる「火焚祭」は、湯神楽や火焚串を燃やし、秋の恵みに感謝するお祭りです。バス停「熊野神社前」から徒歩1分、電車でのアクセスは「神宮丸太町駅」から徒歩7分ほどで行くことができます。
京都熊野神社は丸太町通と東大路通の交差点にあり、周辺には聖護院、平安神宮のほか京都市動物園などのスポットがあります。