龍源院は、京都市北区紫野大徳寺町にある臨済宗大徳寺派の寺院であり、大徳寺の塔頭で、大徳寺の塔頭の中では最も古いものとされています。
文亀2年(1502)に畠山義元、大内義興、大友義親という三人の人物によって創建されました。
院の南には庭園・一枝坦があります。なだらかな砂紋の中に巨大な岩が点在し、なかでも中央にある楕円形の苔島が印象的。言葉では表すことのできない悟りの世界を表現したとされる美しい枯山水の庭園です。大徳寺に訪れた人はぜひ足を運んでほしいおすすめの場所です。
龍源院へは、市バス「大徳寺前」から徒歩約5分ほどで、周辺は綺麗な小川も流れる気持ちの良い景観になっているため、気軽に散策するのもおすすめです。また、水車や湧き水が美しい「龍源水ホタルの公園」は夏になるとホタルを見に人々が集ういこいの場となっています。