本法寺は京都市上京区にある寺院で、日蓮宗の本山です。
明確な創建年は分かっていませんが、永享八年(1436)に東洞院綾小路で造られた「弘通所」が起源とされています。境内は本堂・開山堂・多宝塔・仁王門・庫裡などの建物によって構成され、その多くが京都府指定有形文化財に指定されています。
宝物館には数多くの美術品が収蔵されています。安土桃山時代に活躍した絵師・長谷川等伯の描いた「佛涅槃図」や、江戸時代初期の書家、芸術家、茶人である本阿弥光悦の工芸品など、歴史的に価値のあるものばかりです。また、境内では季節の草花や模様が描かれた貫首直筆の御朱印を授かることができます。
庭園には小さな池があり、苔や松が植えられ、街の喧騒から離れた静かなひとときを過ごせる場所です。
バスでのアクセスは「堀川寺ノ内バス停」から徒歩3分、電車でのアクセスは「鞍馬口駅」から徒歩15分です。境内に駐車場はないので、車でアクセスの際は周辺の有料駐車場を利用しましょう。