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2023年06月09日 エアライン豆知識

【宝くじより低い?】 実は飛行機は最も安全な乗り物。飛行機が落ちる確率や安全な理由を解説。

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飛行機を見ていると「あんな重いものが飛ぶわけがない!」と思ってしまう人はいると思います。「飛行機の方が早いし、割引も多いし、だけどちょっと怖いなあ・・・。そんな人に是非知ってほしい知識をまとめてみました。

飛行機で大事故に遭う可能性は宝くじ一等が当たる確率よりはるかに低い

飛行機事故で命を落とす可能性は、自動車事故で命を落とす可能性よりはるかに低いといわれています。けれども、一体どれくらい低いものなのでしょうか。

「国際航空運送協会」がジェット旅客機が事故を起こす確率を発表しており、2013年の数字は100万便につき0.41回でした。

この数字を計算し直してみると、毎日飛行機に乗ったとしても、大きな事故に遭遇するのは666年に1回、ということになります。

666年前というと、日本は鎌倉時代。その頃から飛行機に乗り続けていないと、(そもそもまだ飛行機はありませんでしたが)事故に遭遇することはできないわけです。

また事故の確率は今後もどんどん減っていくでしょうから、実際は事故に遭遇したいと思ってもむしろ難しいのです。

この数字を別の側面から計算してみましょう。100万分の0.41ということは2億4300万分の1。

しかも事故で死亡に至る確率となるとさらに低くなります。これに対し自動車事故で死ぬ確率は1万分の1。

ちなみに宝くじ(ジャンボ宝くじ平成17年)1等の当選確率は、1億分の1。飛行機で事故にあうよりははるかに高い確率で1等が当たります。

よって、飛行機で死ぬことを心配するくらいだったら、宝くじを買ったほうが良いでしょう。

 

なぜ怖いというイメージがあるのか

確率は低いとっても、怖いイメージがすぐに消えるわけではないと思います。

01.1回の事故のインパクトが大きい。

飛行機の事故やトラブルは大きなニュースになり、世界中で取り上げられることもあります。

また、確率が低いとはいえ、数百人を乗せている飛行機は一度の事故での被害者数が大きいのでより記憶に残りやすいのでしょう。

02.なぜ空を飛んでいるのか分からない。

地上を走る車や電車は親しみがありますが、空を飛ぶという行為自体が「そんなことできるの?」と不思議に思ってしまう人が多いのではないでしょうか。

飛行機は揚力という力を利用して飛んでおり、科学的にも説明がされていることなんですが、あの大きな機体を見ると「本当に飛べるのかな」と思ってしまうのも人間の自然な感情ですね。

エンジンが一つ生きていれば飛行機は飛び続けられる

飛行機には2つから4つのエンジンが付いていますが、なにかの故障やトラブルで1つ動かなくなっても、残りのエンジンで飛び続けられます。

さらに、エンジンが全部止まっても即墜落するわけではありません。空気の浮力を受けていますから、ハングライダーのように何十キロと飛びながら、最寄りの空港に緊急着陸できます。

 

飛行機は「浮いている」だけではなく「上から吊るされている」

ではなぜあんな鉄の塊が、浮いていられるのかという根本的な問題に戻るわけですが、飛行機には、翼に働く浮力以外に空気が翼を上から引っ張る力も働いています。

強力なピアノ線で上から吊るされているようなものです。

高いところが怖い方も、「浮いている」のではなく「吊るされている」のであれば、ずいぶん安心できるのではないでしょうか。

 

 

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