山形県最上町にあり、数々の文豪に愛されてきた歴史ある温泉地です。赤倉温泉駅から少し離れた小国川沿いに9軒の旅館が点在しており、同県の瀬見温泉および宮城県の鳴子温泉郷との間で共通の湯めぐりチケットが発行されている。泉質はカルシウム、ナトリウム硫酸塩泉。「湯の原」は源泉かけ流しの豊富な湯量を誇る貸切露天風呂と、地場産食材を活かした料理が特徴です。「湯澤屋」は2種類の源泉を持ったかけ流しの温泉で、岩風呂では地層を眺めながらの入浴が楽しめます。「三之亟」の大岩風呂から直に湧き出る源泉は、日本では数少ない「足元湧出湯」という空気にさらされていない湧きたてほやほやの源泉です。「おくのほそ道」では最大の難所と記された「山刃伐峠(なたぎりとうげ)」や、初心者から上級者まで楽しめる「赤倉温泉スキー場」など、周辺観光を楽しむのも良いでしょう。赤倉温泉へのアクセスは、「古川IC」から車で約1時間、電車を利用される方はJR陸羽東線の鳴子温泉から約20分です。