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2023年05月16日 エアライン豆知識

飛行機の搭乗時間はいつまで?国内線・国際線、航空会社ごとに解説

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なにかと慌ただしい飛行機の旅。搭乗までまだまだ時間があると思っていたら、いろいろ準備している間にギリギリになって焦ってしまうことも。

この記事では、理想的な空港への到着時間や、各種手続きの締切時間などについて解説します。

 

国内線・国際線のオススメの到着時間は?

 フライトに間に合わせるためには、何分前までに空港に到着すればよいのでしょうか?航空会社や空港によっても異なりますが、下記がおおよその目安です。

【国内線】

通常期: フライト1時間前
連休・繁忙期: フライト2時間前

【国際線】

通常期: フライト2時間前
連休・繁忙期: フライト2~3時間前

 

少し早いなと感じるかもしれませんが、出発時刻は飛行機が出発する時刻です。荷物の整理やチェックイン、保安検査などを受けているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。

ゴールデンウィークや、お盆休み、シルバーウィークなどは、空港が大変混雑するため、30~1時間ほど前倒して到着するのがおすすめ。なお、チェックインの受付は3時間前から開始されるケースが多いです。

 

これが本当のギリギリ!!  チェックイン締切時間

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チェックイン締切時間は、航空会社ごとに異なります。国内線、国際線それぞれの締切時刻をまとめてみました。

 

【国内線】

多くの航空会社は、チェックイン締切を出発20~30分前に設定しています。注意が必要なのが、LCC(格安航空会社)です。

限られた機材で運航することでローコストを実現しているので、遅延はできるだけ避けたいという狙いがあります。大手航空会社であれば全員の搭乗が確認できるまで待つケースがありますが、LCCではほとんど見られません。

また、保安検査場から搭乗口が離れていることも多く、大手航空会社を利用する以上に時間的余裕を見ておきたいものです。

下記に、各航空会社のチェックイン・保安検査場・搭乗ゲート、それぞれの締切時間をまとめてみました。

■ JAL
チェックイン・受託荷物受付締切:30分前まで
保安検査場 締切:20分前まで
搭乗ゲート受付締切:10分前まで
航空会社HP:JAL公式サイト(空港における手続き目安時刻と締切時刻)

■ ANA
チェックイン・受託荷物受付締切:20分前まで
保安検査場 締切:15分前まで
搭乗ゲート受付締切:10分前まで
航空会社HP:ANA公式サイト(空港でのチェックイン方法)

■ ピーチ
チェックイン・受託荷物受付締切:30分前まで
保安検査場 締切:25分前まで
搭乗ゲート受付締切:20分前まで
航空会社HP:ピーチ公式サイト(予約からご搭乗の流れ)

■ ジェットスター
チェックイン・受託荷物受付締切:30分前まで
保安検査場 締切:-
搭乗ゲート受付締切:15分前まで
航空会社HP:ジェットスター公式サイト(空港での各種お手続きの開始・締切時刻について)

■ エアドゥ
チェックイン・受託荷物受付締切:-
保安検査場 締切:20分前まで
搭乗ゲート受付締切:10分前まで
航空会社HP:エアドゥ公式サイト(空港での搭乗手続き)

■ スカイマーク
チェックイン・受託荷物受付締切:20分前まで
保安検査場 締切:-
搭乗ゲート受付締切:15分前まで
航空会社HP:スカイマーク公式サイト(搭乗手続きについて)

■ スターフライヤー
チェックイン・受託荷物受付締切:20分前まで
保安検査場 締切:20分前まで
搭乗ゲート受付締切:10分前まで
航空会社HP:スターフライヤー公式サイト(空港でのお手続きについて)

■ ソラシドエア
チェックイン・受託荷物受付締切:30分前まで
出発保安検査場 締切:20分前まで
搭乗ゲート受付締切:10分前まで
航空会社HP:ソラシドエア公式サイト(ご搭乗手続きについて)

■ FDA
チェックイン・受託荷物受付締切:15分前まで
出発保安検査場 締切:-
搭乗ゲート受付締切:10分前まで
航空会社HP:FDA公式サイト(ご搭乗手続きの流れ)

■ スプリングジャパン(春秋航空)
チェックイン・受託荷物受付締切:30分前まで
出発保安検査場 締切:25分前まで
搭乗ゲート受付締切:25分前まで
航空会社HP:スプリングジャパン公式サイト(ご搭乗までの流れ)

 

【国際線】

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国際線では、多くの航空会社が、チェックイン締切時間を45-60分前に設定しています。国内線同様、LCC利用の場合はさらに時間の余裕を持って行動したいものです。

下記に、各航空会社のチェックイン・保安検査場・搭乗ゲート、それぞれの締切時間をまとめました。

 

■ JAL

チェックイン・受託荷物受付 締切:60分前
搭乗ゲート受付 締切:30分前
航空会社HP:JAL公式サイト(ご搭乗のお客様へのお願い)

■ ANA

チェックイン・受託荷物受付 締切:60分前
搭乗ゲート受付 締切:30分前
航空会社HP:ANA公式サイト(チェックイン締め切り時間)

■ ピーチ

チェックイン・受託荷物受付 締切:50分前
搭乗ゲート受付 締切:30分前
航空会社HP:ピーチ公式サイト(予約からご搭乗の流れ)

■ ジェットスター

チェックイン・受託荷物受付 締切:45分前
搭乗ゲート受付 締切:15分前
航空会社HP:ジェットスター公式サイト(空港での各種お手続きの開始・締切時刻について)

■ スターフライヤー

チェックイン・受託荷物受付 締切:40分前
搭乗ゲート受付 締切:30分前
航空会社HP:スターフライヤー公式サイト(国際線:空港でのご搭乗手続き)

 

今さら聞けない! 空港到着から搭乗までの流れ

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ここで、改めて飛行機に搭乗するまでの流れを解説します。飛行機に乗るためには以下の手続きが必要です。

 

チェックイン

空港に到着したら、まずはチェックイン。チェックイン方法はおもに各航空会社の自動チェックイン機、カウンターでのチェックイン、オンラインチェックインの3つです。

 

【1】自動チェックイン

予約番号などを入力して、自動チェックイン機で搭乗手続きを行います。複数の機器が設置されているので、比較的スムーズにチェックインできます。

【2】航空会社のカウンター(窓口)でのチェックイン

予約確認や発見を係員が行ってくれるので、手続きが楽です。ただし、連休など繁忙期は搭乗客が多く、手続きに時間がかかります。

【3】オンラインチェックイン

搭乗前にオンラインで必要情報の登録、QRコードによるWEB搭乗券の発券ができるサービス。空港で手続きを行う必要がなく、最も時間を短縮できます。航空会社ごとに利用方法がことなるので注意が必要です。

 

チェックインが終わったら、次は航空会社のカウンターで荷物の預け入れ。荷物の点数や重量などは、航空会社や運賃によって異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。

関連記事:飛行機の手荷物ルールを確認。事前準備をしてスムーズに搭乗しよう

 

保安検査(手荷物チェック)

チェックイン、荷物の預け入れが済んだあとは保安検査場での手荷物検査。ここから先に進むと出発ロビーには戻れないので、注意してください。

トレーに荷物を乗せ、上着や金属アクセサリーを外して検査を受けます。上着や時計などは外してトレーに乗せましょう。

ノートパソコンやスプレー類などをバッグに入れたままだと、バッグを開けて調べられてしまうこともあるので、トレーに出しておくのがおすすめです。

国内線・国際線によって規定が異なるので検査前にチェックしておきましょう。

検査場では搭乗券のほか、国際線であればパスポートも確認されるので、あらかじめ出しておくと良いでしょう。

JALやANAの場合、保安検査は出発の15分前が締切時間となっています。それまでに、チェックインや手荷物の預け入れを済ませている必要があります。

ゴールデンウィークやお盆、お正月といった大型連休時は、空港は多くの旅行者で混雑するため、普段より手続きや検査に時間がかかります。JALでは30分前、ANAでは20分前、混雑によってはそれより前に検査場に到着しておきましょう。

 

出発時間までに搭乗口へ

あとは、フライトに間に合うように搭乗口へ向かってください。時間に余裕があれば、カフェや売店などで過ごすのもよいでしょう。ただし、遅くとも出発時刻の10分前には搭乗ゲートでの受付を済ませる必要があります。

 

フライトに間に合わなかった場合の対処法

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仮にフライトに間に合わなかった場合は、どうすればよいのでしょう。

次の便に空席があれば振り替えてもらえるケースもありますが、追加料金や手数料がかかります。LCCの場合は、返金や振替便の手配は原則ありません。

ただし、公共交通機関の運休や遅延などの場合は払い戻しをしてもらえるケースも。

もし、チェックインを済ませていながら乗り遅れた場合は、旅行会社に連絡するか、カウンター係員に相談しましょう。国際線で乗り遅れてしまった場合、出国手続きの取り消しも必要になります。

関連記事:飛行機に乗り遅れてしまったら…?正しい対処法を知っておこう

 

空港では早めの行動を!

ここまで、チェックイン締切時間について見てきました。とはいえ、ギリギリの時間を狙うのは緊急時だけにしておきたいもの。ここでは、早め早めの行動によって、空の旅に安心して臨める理由を見ていきます。

 

出発直前に焦る必要がない

飛行機への搭乗は、電車やバスとは違ってさまざまな手続きがあるうえ、ターミナルが広く、時間が読めないものです。気がついたら搭乗締切時間が迫っていた、というケースは枚挙に暇がありません。

飛行機の利用に慣れた人ほど、早めに搭乗することを心がけるもの。先に保安検査を済ませて、クリーンエリア内にあるお店で軽食や飲み物を買って備えることもできます。出発直前に焦ることのないように、時間に余裕をもって行動しましょう。

 

手荷物を自分の近くに収納できる

座席の頭上にある収納スペースは、原則「早い者勝ち」。混雑時には、自分の席と離れた場所に収納しなければならないこともあります。

早めに搭乗することで、手荷物を自分の近くに収納できます。盗難や取り違えを防げるうえ、子ども連れの場合は飲み物などをすぐに取り出せます。

 

優先搭乗を利用できる場合も

搭乗には優先順位があります。身体障がい者や乳幼児連れの家族は、優先して搭乗することができます。あらかじめ係員に申し出れば、たいていの場合は搭乗時間前の改札も受け付けてくれます。ただし、混雑状況によっては、利用できない可能性もあります。

また、各航空会社のマイレージクラブの会員なども優先搭乗の対象。早めにゲートに到着しておくことで、このメリットを活かせるというわけです。

 

まとめ

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バスや電車と違い基準やルールが多い飛行機。めんどうに感じるかもしれませんが、安心・安全に運航するための必要なのです。

チェックインの流れや時間をしっかり把握して、スムーズな空の旅を楽しみましょう!

 

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